アイキャッチ画像
早いもので今年も渓流釣りの幕は明日で閉じる
黒部ダム下付近の釣りに出掛ける
通称下の廊下「黒部に怪我無し」というが、入り口内蔵助谷出会いから釣りあがるので大したことは無い
扇沢で待ち合わせ
今回はhaiironoginkaさんの案内で出かける
扇沢駅で集合だ
今日の同行者を紹介しよう
haiironoginkaさん(Yさん)は冬は北アルプスの山々を滑り、夏は黒部で釣りがしたくて移住してきたという
変人だ
もう一人はAlps chihoさん(Cさん)は夏は沢屋、冬はBCで北アルプスの山々を滑走している
この二人のBC好きは本物だ、山頂で夜を過ごし朝からその日のベストコンディション瞬間を見極め、一気に滑るという
特にCさんのスピードのある滑りは無駄がなく美しい、アルペンスキーヤーが雪山を滑るこうなるのか
大人になって始めた私のようなスキーヤーには到達できない境地だ
彼人らはどんな景色が見えているのだろうか
通常私は、沢屋とクライマーやバックカントリー(BC)そして武道家らは同じで頭のネジが2~3本飛んでないとできないと思っている
しかもこの二人の見た所では5~6本は確実にネジが外れている
昔様々な武道家たちと付き合った中で共通しているのは強くなりたいという純粋な心
この二人は夏は沢に冬はBCへと、ただひたすら楽しむ純粋な心

名声や経済的名前が欲しい訳でもない、求道者として同じ匂いを感じさせる
武道家と違うのはヤバイ空気をまとってない所か
ちなみに私は、とっくにネジの修復作業は完了している

渓谷6IMG_8951

ダム横の道を標高差200m位だが降りる
左手に観光放水しているダム、10月15日までだ
ここまで水しぶきがキリとなり漂っている
黒部ダムIMG_4625

黒部川にかかる桟橋を渡り、水平登山道を歩き出す
今日は阿曽原や仙人谷へ向かう登山者と釣り人が数組、それぞれの目的地を目指し心躍らせる
桟橋IMG_4610

歩き出すHさんが時々後ろを振り向き
「ベース大丈夫ですか」と気を使ってくれる
この辺りはまだ歩きやすく、がけ下に黒部が流れる
渓谷2IMG_4617


少し歩く事内蔵助谷出会い、今日はここからダムに向けて釣り歩く
この上流も来年は上がってみるかと思う、それとも下流を釣るか?
内蔵助IMG_4619

昨日の雨もあってか黒部川は水量が多く濁り流れもある、これが通常なのか解らない
流れのないポイントに餌を落とすがアタリがない、泳いでいる魚も見受けられない
今回は苦戦しそうな予感
山根4IMG_8950

普段釣っているポイントをHさんが惜しげもなく教えてくれる
ありがたことだ
私の足は小さい22,5cm設置面積が少ない、普通車に軽自動車のタイヤを履いてるようなものだ
ウソかと思われかもしれないがバランスや踏ん張るのは人一倍難しい
Cさんは軽い、浮いてしまいやすい
最弱のスクラムコンビが沢を渡る、Cさんは最弱とは知らない・・・
ぬめり気味の川底ズルッ「うぉ~と」Cさんが軽くなるフワァ「キヤァ~」
「うぉ~と」&「キヤァ~」を繰り返し渡る
ヤベぇと楽しいが入り混じるこの瞬間
渓谷5IMG_4644

渡りきるとYさんが「そこでサカナがライズしているよ」
「Cさん釣りなよ~」
「え~悪いです」
「気にしなくていいから」
Cさんが竿を振ることに
何度か降るとイワナが毛鉤めがけてバシャ!
すかさず合わせる
Yさん&・私「合わせが速すぎる」はもってしまった。
Cさん再度挑戦
Yさんがアドバイス「もう少し上、もうチョイ右、いや左、よしオーケー」クレーンゲームみたい
二度目のバシャ!合わせる
「アレ~、ダァ~」勿論逃げられた
三人の悲鳴が沢にこだまする

ちほ3IMG_4643

しばらくして良いポイントが前方に
Yさんも「ここはお勧めのポイントですよ」
二人の勧めもあり私がトライ、失敗するわけにはいかないので本気モード
水に足を入れないよう川際の草を掻き分け、番兵イワナに気を付け毛ばりを落とながらそっと進む
ここに居るはずのポイントに毛鉤を流す
キタ!バシャ!!イワナが毛ばりを加える
慌てず合わせると心地よい引きが
上がってきたイワナは普通だったが、後ろの二人が我が事のように喜びはしゃいでくれる
少し恥ずかしいけどうれしい
イワナDSC03767

イワナが岩陰でくつろいでいる
レクチャの時間だ
Cさんに「イワナに気づかれないように、どの辺りで逃げられるか試してください」
抜き足差し足忍び足でそーっと歩いている
当たり前だが気配が消せてない普通はこの辺りで逃げるはず
アレレ??イワナが逃げない
しまったー、時々いる能天気なアホイワナだったまったく気にしてない
Cさんそのうち「すくっちゃおう」ニコチャン笑いでネットを手に持ち近づく
尾鰭付近までいくが岩陰に逃げられる
それなら素手でと、逃げ込んだ辺りに手を入れる
今日は漁協主催小学生のイワナ手づかみイベント?
残念!無理だったようだ
楽しい時はすぐに過ぎる、気が付くと良い時間だ、
渓谷3IMG_4618



帰り道の会話、BCの話
Cさん「五竜は前日からテント泊、朝から雪のコンディションが良くなる時を待つ
   ルートは稜線でなく○○を滑ります」
横から私「そんな崖にルートがあるの?」
Cさん「見えます」
今年は何処の山滑るか、それまでにトレーニングしなくちゃなどなど
横で聞いてて、この瞬間を生きてる気持ちが伝わってくる
自身「我が人生に一片の悔いはない」のだが
少し羨ましい「あの山の上で君たちが見えてる世界が観れないことが・・・」
私に数年かもしれない残された時間を、彼人たちと渓を歩く事ができればと思う
かけがえのないひと時だ

スポンサーサイト



遊山人
遊山人

2019年名古屋から安曇野へ移住
理由は晴れた日、冬はスキーで緑の季節は渓へ
雨の日は読書や筋力トレーニング
安曇野暮らしで織りなす出来事

コメント

コメントがありません。

緊張の世界.

黒四ダムには数回行った事があり、ダムの上から下流側を覗き込めば黒部川の深さがよく分かります。健脚な人々はこのルートで欅平まで歩くのですから並みの人ではありませんね。こんなダム下にまで行きイワナを釣るとは凡人ではないですね。そして冬はバックカントリーを楽しむ、そうでしょうね、普通のゲレンデスキーではパワーが余って満足感が得られないのでしょう。しかし判断を誤れば死の世界ですからくれぐれも緊張して楽しんで下さい。

タイトルなし

こんばんは。
釣りと言うか他に目的のある釣りですね、絵になる釣り、釣りもいろいろあってそれぞれ楽しい釣りが一番です、スキーや登山あえて危険ポイ事に挑戦する、男の本能でしょう。

  • 遊山人Author
  • URL
Re: 緊張の世界.

この時期は登山者や釣り人で結構にぎわってました
パワーが余っているからではなく、スキースタイルの違いです
ゲレンデでも競技など元気な方は沢山います
バックカントリーに限らず山や渓では
勇猛ではないこと
臆病者ではないこと
危険を察知する感性を大切に退くことが出来る事

  • 遊山人Author
  • URL
Re: タイトルなし

ハックさんは本質を捉えてますね
今回のメンバーはBCスキーに沢屋そして源流釣り師と混成でしたが
彼人達の共通点はその時々、今回は釣りを心から楽しんでいました
近頃は多少の危険を楽しむのは男性だけではないようです、今回女性もいました
一番やばいのが彼女です

コメントの投稿








管理者にだけ表示を許可する